1960年(昭和35年)〜

アメリカ輸入ブランド「マクレガー」「へインズ」「B.V.D」「フルーツオブザルーム」他を続々と扱い始め、男性衣料の
充実を計る。

VANのアイビースーツが発売され、若者のファッション熱は
高まるばかり。
六本木族からツイスト族、そして63年にはみゆき族が登場!
翌年には「平凡パンチ」が創刊され、新創刊した「MEN'S CLUB」と共にTPOファッション(時・場所・目的によって
着分ける方法)が確立された。
1965年(昭和40年)〜

ワン・ポイントブーム到来!
「ラコステ」「マンシング」「トロイブロス」他、直輸入物。
後にライセンス生産物と並立して扱う様になる。
昭和42年12月10日、有限会社となる。

「ノールール」「カジュアル」「脱TPO」を掲げたフィーリングファッション登場。
そして、スーツやワイシャツに色が付いたピーコック革命!
スケスケ、サイケ、ヒッピー、パンタロンに続いてジーンズの台頭が始まる。
巷では、テケテケなミリタリールックのグループ・サウンズと、GO・GO!エレキの若大将。
ビートルズに続いてツィッギーの来日で、Oh!モーレツなサインはV。
「少年サンデー」でオバQが始まり、TBSからは「ウルトラマン」が放映開始。
「ローラーゲーム」「キックボクシング」に熱狂し、松山容子のボンカレー発売!
フェアレディZとホンダのナナハンが出て、やったぜベイビーな世の中。
サイケデリックの嵐が吹き荒れる中、アメリカはベトナム戦争に出兵。
ボブディランはポールバターフィールドを従えてロックに転向!
キング牧師とロバートケネディ暗殺で悩めるアメリカの「フラワーパワー」
そしてビートルズはインドへ。精神世界探求に旅立った。

鈴木清順が日活をクビになり、そして市川雷蔵死す。
アメリカン・ニューシネマの登場と共に、撮影所映画の時代が終わった。
巷では巨人・大鵬・卵焼きは、アタリ前田のクラッカー!
63年、「鉄腕アトム」放映開始。スーパーカブが登場し、グリコのワッペン大人気。
植木等「日本無責任時代」、鶴田浩二「人生劇場・飛車角」、中山律子のボウリング!
そして64年、三波春夫の「東京五輪音頭」と、やたらファイト一発な60年代前半でした。

アメリカではソウルの台頭で、ジェームスブラウンのゲロンパ大人気。
スティービーワンダーのモータウン・サウンドから、風に吹かれたボブ・ディランまで花盛り。
ビートルズやローリングストーンズが相次いでレコードデビュー。
ブリティッシュロックの台頭が始まる。

アラン・ラッドが死んで、クリント・イーストウッドのマカロニ・ウェスタンの時代へ
世界は大きく変わって行くのでした。
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